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BLの箱

ボーイズラブ小説・漫画などの感想をぽつぽつ書き残してます。ネタバレ注意。

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愚か者の最後の恋人 (白泉社花丸文庫BLACK)愚か者の最後の恋人 (白泉社花丸文庫BLACK)
(2009/01/20)
樋口 美沙緒

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初めての作家さんです。
なぜちぃがこの作品を買ったかというと…
なんとブッ○オフの105円コーナーにあったから!
発売から半年も経っていないのにこの低価格。
なぜ?状態は悪くないし、そんなに面白くないのか?
と悩みつつ、高階さんのイラストにつられて購入。
ファンタジーは苦手なんだけどと思って読み進めると
なんとも切ないお話でした。

たった一人の肉親に捨てられ傷ついたみなしごのキユナは、愛なんかいらないと固く心に誓って生きてきた。しかしある日、ひょんなことから惚れ薬を飲まされ、犬猿の仲の雇い主で、貴族のフレイを好きになってしまう。誰にでも愛を囁く節操なしのフレイのことが大嫌いだったはずなのに、彼に甘く見つめられるだけで、瞳は潤み、胸が痛いほど高鳴ってしまうキユナ。そんな初めての恋の感情に耐えられなくなったキユナは、解薬を手に入れるために、フレイから持ちかけられた、とある危険な賭けにのることにしたのだが…。


時代としては中世のヨーロッパでしょうか?
小説だけでなく、映画とかドラマとかでもそうなんですが
実はちぃこういう時代設定苦手です。
でもなぜかこの作品は大丈夫でした。
これで完全にコメディ路線だったらさすがに無理だけど
結構シリアスな感じがよかったのかも。

愛に大らかこの国では、愛人を持つ事が許されていた。
しかし相続争いを避けるため、愛人の子どもは認知されない。
正妻ではなく愛人から生まれた貴族の男子は「愛の迷い子」と呼ばれ
結婚は同性同士、しかも「愛の迷い子」同士と決められていた。
と、なんともBL的に都合のいい設定です(笑

母親に捨てられたキユナは親切な領主に拾われ従者として仕えていた。
その家の次男フレイはいつもキユナの容姿や性格をからかってばかり。
しかも、いつも相手をとっかえひっかえのいいかげんなフレイのことが
大嫌いだったはずなのに、惚れ薬を飲んで好きになってしまう。
キユナはフレイを好きなのは惚れ薬を飲んだからだと
その気持ちを必死に押し殺そうとするのですが
普段は意地悪なフレイが時折見せる優しさに
いつしかこの感情が惚れ薬のせいなのかわからなくなってくるわけです。
しかしフレイの優しさや甘い言葉についつい流されては裏切られ
次第にフレイのことが信じられなくなってきます。

本当の自分を見てほしい。

ちゃんと俺に、俺の気持ちに、気づいて…好きになって、ほしいのに……


兄弟のように育った二人は、あまりにも近すぎて、それが当たり前で
何をしても許されると、言葉にしなくても伝わっていると信じていて。
キユナが自分の気持ちを吐露するシーンに思わず泣いてしまいました。


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