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BLの箱

ボーイズラブ小説・漫画などの感想をぽつぽつ書き残してます。ネタバレ注意。

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堕ちゆく者の記録 (キャラ文庫)堕ちゆく者の記録 (キャラ文庫)
(2009/01/27)
秀 香穂里

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孤独を好む人間ならば孤独に耐えられる、なんてことはありえない。
孤独を好むからといって、他者との接触を一切絶っている者などいないのだから。
独りでいることが好きだという感情は、他者との交わりとの比較によって初めて生じるもの。
生まれたときから常に孤独な中で生きてきたならば、それは当たり前のこととして捉えられ
いま己が置かれている状況が「孤独」なのだということにすら気づかないのだから。
つまり孤独は常に自らの意志によって作り出されるものでなければならない。
もし、他者の手によって強制的に孤独の淵に突き落とされた時
人は一体どんな行動をとるのか。

『9月1日、俺は目覚めると、檻の中に囚われていた―』ある日突然、勤務先の青年社長・石田に監禁されてしまった、デザイナーの英司。「今日から君をAと呼ぶ。これは三十日間の実験なんだ」石田は1冊のノートと鉛筆を渡し、日記を書けと命じてきた。名前と自由を剥奪され、身体も精神も支配される―官能と狂気に晒されて、人はどこまで理性を保てるのか、衝撃の問題作。


石田は、自身と全く正反対の生い立ちの英司を
過去の自分と同じ状況下に置くことで
自分と同じところまで堕ちてきてほしかったのか
それとも、この極限状態を乗り越えることで
そのことに何らかの希望を見出したかったのか。
英司を耐え難い孤独に突き落とすことで
監禁した張本人でありながら、唯一求められる存在
となるように仕向ける石田。
決して離れられないように…
裏切られないように…
せっかく石田の元から逃れ、自由を得たはずなのに
石田の呪縛からは逃れられない。
石田はわざと英司を逃がしたのかと思った。
英司が必ず戻ってくると確信していたんだとも。
でも本当に油断していただけらしい。
英司自ら石田の元に戻るのは予想できたけど
なんでまた閉じ込められようとするの?
それだけが納得いかない。

監禁、陵辱なんて萌え要素てんこ盛りのはずなのに
内容が難解過ぎて、純粋に萌えを楽しめなかったのが残念。


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