FC2ブログ

BLの箱

ボーイズラブ小説・漫画などの感想をぽつぽつ書き残してます。ネタバレ注意。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)
(2009/05/28)
榎田 尤利

商品詳細を見る

ちぃだって、たまには最新刊読むんだからねっ!
ということで、待ちに待った交渉人シリーズ最新刊。
表紙は予想どおり「秋」、ストーリーの季節も「秋」だった。
1作目が「春」で、2作目が「夏」、そして今回が「秋」とくれば…
次作はやっぱり「冬」かな?てことは、次作で完結?

元検事で元弁護士、そして優秀な頭脳と口八丁を駆使する美貌の男、芽吹章は、弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人として、『芽吹ネゴオフィス』を経営している。
そんな芽吹が泣く子も黙ると評判のヤクザ、兵頭寿悦と深い関係になり、この頃では互いの存在に慣れつつあった。だが、生き方も違えば考え方もまるきり違う、おまけにヤクザなんて大嫌いだ、それなのに寝ている……ということに戸惑いがあるのも事実だった。
そんなとき、芽吹はかつて関わっていたある青年と再会して……!?



相変らず面白いです、この作品。
自分の思考に、自らツッコミを入れる芽吹とか…
でもちゃんとシリアスな部分もありますよ。

今回は、芽吹が過去に弁護を担当した朝比奈という男のお話。
どんな判決であっても、全ての人が納得できる判決など存在しない。
過失だろうと故意であろうと、人ひとりを殺めたことは事実。
そんな朝比奈やその家族に与えられたのは社会的制裁。
家族はバラバラになり、朝比奈は犯罪に手を染めていた。
そんな朝比奈を救おうと説得を続ける芽吹に対して
朝比奈は信じさせてくれという。
自分のところまで堕ちてきてくれたら信じると…

朝比奈に麻薬を飲まされた芽吹は幻覚や悪夢にうなされます。
ここでちらっと、芽吹の過去が。
信じたいと思うこと自体が、信じていないということ。
本当に信じているのなら、なんの努力も必要とはしない。
つまり、芽吹は過去に誰かを信じることができず、そのせいで
その誰かを死に追いやってしまったということでしょうか?
そんな芽吹を現実へと引き戻したのは、兵頭の甘い香り。
匂いだけで、芽吹を現実へと引き戻し安堵させるほど
芽吹の中で兵頭の存在は大きくなっていた。

「あんたの過去なんか、どうでもいい」

「どんなあんただって、手放す気はねえ」


これだけ愛されていれば、芽吹の過去が明らかになっても
大丈夫だと思えますよね。


今回の一番のお気に入りは、さゆりさんが兵頭の携帯番号を呼びだす所。
「ひ」ではなく「や」の場所にあるって…まぁ、ヤクザだからね。
名前じゃなくて職業で分類してるし(笑


スポンサーサイト












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://blbox.blog14.fc2.com/tb.php/68-82d07075

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。