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BLの箱

ボーイズラブ小説・漫画などの感想をぽつぽつ書き残してます。ネタバレ注意。

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愛されたがる男 (講談社X文庫 ホワイトハート)愛されたがる男 (講談社X文庫 ホワイトハート)
(2005/12/28)
樹生 かなめ

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不条理な男のあまりの面白さに早速こちらも入手。
今回は邦衛と明人の友人、立良と雅紀のお話もあって、内容盛りだくさん。
というか、立良と雅紀それぞれの恋人との出会いの元凶(?)は邦衛な訳で…

「俺はもう耐えるだけの毎日はまっぴらだ」!?世が世ならお殿様である室生家18代目、室生邦衛と世が世でも一般庶民の滝沢明人。ふたりの関係が幼馴染みから恋人へと発展したのは、つい最近のことである。だけど、キスから先はお預け状態!好きだけど抱けない。抱きたいけど好きだから抱かない。一生つき合いたいからこのままで、なんて邦衛の不条理にはつき合いきれない!!明人、反撃開始!?


「お前には俺がいるだろう」
「ああ……」
「俺とあの人、どっちを選ぶんだ?」
「明人」
「なら、俺以外は駄目だ」
「僕は誰がいても何があっても君が好きだ」
「邦衛、俺以外は許さない」
「…………」
「いいな」
「うん……」
「よし、行くぞ」


何事にもひたすら耐えていた明人がここにきて反撃。
猛獣使いなみに邦衛を操ってます(笑
これも、自分が邦衛の一番だと確信していればこそなんだけど。

前回に引き続き、たくあんとゾウに夢中の邦衛。
さすがに体調を心配した明人の説得の甲斐もあって
カロリーメ○ト的なものも食べるようになったみたいです。
しかし邦衛の気持ちは移ろいやすいもの。
どんなに存在感の大きな等身大のゾウのぬいぐるみでさえも
一度興味を失えば、邦衛は見向きもしません。
そして邦衛が次にハマったものは酒瓶。
しかも空の酒瓶ではなく、中身の入ったもの。
かなりこだわりのコレクターです。
しかしさすがはお殿さま。
明人が飲んでも決して怒ったりはしません。
むしろ自分の気に入ったものを飲んでもらえて嬉しいんですよ。

立良と恋人の話に触発されて、そして酒の勢いもあってか
明人は邦衛が欲しいと迫るんだけど…
お約束(?)翌日、記憶はすっぽり抜け落ちてるわけです。
しかし、二度目を誘っても邦衛は全く応じてくれません。
理由はというと、頻繁にしたら明人が邦衛に飽きてしまうから。
うーん。なんとなく理解できるようなできないような(わからん

そんな悶々とした日々を過ごしていた明人は
邦衛と立良の恋人智史の衝撃の場面を目の当たりにします。
二度も口説き落とそうとした智史と二人っきり。
ならば当然何が起きたのかなんてわかっていた。
邦衛にとって浮気なんてよくあること。
わかっていたはずなのに。
邦衛を殴り飛ばし、その勢いで開いていた窓から落ちてしまいます。

邦衛が運ばれた病院で、智史から知らされた真実。
最初は智史とヤるつもりだった邦衛。
でも、明人に怒られる。明人が泣くからできない。
明人が呪文のように言い続けたことを守ったわけです(一応ね

「このまま逝ってくれたほうがいいかもしれない」

「あいつは絶対に浮気する。血筋からして浮気しないほうがおかしい。
 もう浮気する生き物なんだ。いまここであいつが死んだら、
 俺はあいつに飽きられないし捨てられない。
 俺はずっとあいつを好きでいられる」


明人の願いが切実すぎて、読んでるこっちがつらいです。
明人を理由に、邦衛が三度も一目惚れした智史を断ったことを知り
邦衛が愛しくて、この幸せな想いを抱いたまま時を止めたくて。
この想いだけで永遠に生きていけるから――

「邦衛?俺を選ぶんだよな?」
「ああ」
「俺だけにしておけ」
「はい、と言え」
「はい」
「よし」



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