BLの箱

ボーイズラブ小説・漫画などの感想をぽつぽつ書き残してます。ネタバレ注意。

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流星シロップ (クロスノベルス)流星シロップ (クロスノベルス)
(2009/06)
かわい 有美子

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前回の二段組『空色スピカ』も読みごたえありましたが
こちらも最大MAXの19行取りとのこと。
確かにページぎりぎりいっぱいまで文字が…

幼い頃、自分のために怪我をした遠縁の衛守と清泉学院の中等部で峰は再会した。心を残しつつも、それ以来顔を合わせていなかった衛守の怪我が骨折を含む大きなものだったことにショックを受ける峰。寡黙で己の犠牲を問わない衛守に惹かれていく峰だったが、優しげに整った容貌に目をつけた先輩につきまとわれ、またも衛守に守られてしまう。複雑な家庭環境から、どこか愛情を求めていた峰は、いつも手を差し伸べてくれる衛守にいつしか強く執着してしまうのだったが…。


他人からみれば羨ましいはずの裕福な家庭環境や恵まれた容姿も
それらに幼いころから苦しめられてきた峰にとっては枷でしかない。
本来なら無条件に与えられるはずの親の愛情を得られず育ち
波風を立てないよう周囲には必死に笑顔を見せながらも
その裏では無意識にその寂しさを埋める存在を求めてしまう。
そんな峰の想いが衛守に向かうのはある意味当然とも思えた。
衛守は口下手で無口だけれど、決して相手の感情に疎いわけではない。
むしろ、峰の内に秘めた想いや無意識に求めるものを敏感に感じ取り
必要なときにはきちんと必要な言葉や温もりを与えてくれる。
温かく包み込むような優しさに峰がどれほど救われたことか。

前作では腹黒と思われていた峰ですが、実際には痛々しいくらいに
健気で一生懸命で、そしてその原動力となるのが一途な衛守への想い。
すべては衛守のため、衛守に愛されたい、ただそれだけなんです。
身長を高くサバ読もうとする生徒会メンバーに必死に抵抗する峰。
次第に男らしくなる体格や身長をひどく不安がる峰が切なかったです。
峰は衛守にとってはいつまでも可愛いお姫様でありたいんです。
衛守に対しては完全に乙女な峰がいじらしくて本当に可愛かった。

キラキラの青春っといった感じの前作に比べ、今回はちょっぴり切なめ。
私は今回の方が好きです。できればこの続きが読みたい。
正直、会長、副会長のカップルはもういいです。
この学園の将来が不安になってくるので(笑


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