BLの箱

ボーイズラブ小説・漫画などの感想をぽつぽつ書き残してます。ネタバレ注意。

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ラヴァーズ文庫 花の残像花の残像 (竹書房ラヴァーズ文庫)
(2009/05/25)
夜光花

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花の慟哭 (竹書房ラヴァーズ文庫) 花の慟哭 (竹書房ラヴァーズ文庫)
(2009/09/26)
夜光 花

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たとえシリーズものだとしても、ある程度は1冊ごとに話が完結されてて
単体で読んでもそれなりに楽しめたりする作品ってよくあるけど
この作品は違った…
ていうか、なんでそんなところで終わるんだよっ!ってくらい
続きが気になって気になってってところで終わるものだから
ちぃにしてはめずらしく発売当日に購入してしまいました。

「花の残像」
生まれつき特異体質である巴は、離れ小島の研究所で、隔離されて育ってきた。身体を調べられ、毎日怯えながら生活しているのだ。しかしある日、その研究所が破壊され、侵入して来た男、須王と出会う。優雅で柔らかな物腰でいて、荒々しい獣のように周りを攻撃する須王に、巴は有無を言わさず連れ去られてしまう。巴が魅了されるほど甘く、それでいて危険な香りのする須王の目的とは…?貴重な「餌」を巡り、獣達のゲームが始まる。

「花の慟哭」
「君のいない人生がどれだけつらいか、頭がおかしくなりそうなこの気持ちが、君にはわかる?」特異体質のせいで、幼い頃から研究所で育ってきた巴は、その研究所を破壊しにやってきた「組織」の須王に助け出される。しかし、巴の存在は、その組織でも混乱を招くものだった。組織の者に陥れられ、須王と引き裂かれた巴は、ある医者に再び監禁されてしまう。巴を救えなかったことを激しく後悔する須王と、須王のもとに戻りたいと願う巴。強く惹き合う二人の運命は、嵐のように膨れ上がりー…。



須王に救われ、須王やその仲間に大切にされて
でもヨハンだけは巴に対して壁のようなものがあった気がする。
最初はヨハンの性格のせいかとも思ってたんだけど
きっとヨハンはこうなることがわかっていたんだろうね。
巴が須王の弱点となることが。だから巴を消そうとした。
さらにはそれを利用して須王をトップに立たせようとした。
でも巴を失った須王の悲しみはヨハンの想像を超えるものだった。
確かに弱点はないに越したことはないのかもしれないけど
大切なもの、守りたいものがあるからこそ強くなれるのに。

「花の残像」を読み終えたときは、ヨハンの印象は最悪なものでしたが
「花の慟哭」では須王とヨハンの出会いも書かれているので
なぜヨハンがここまで須王に傾倒しているのかもわかります。
巴のことが須王にバレたため、須王と敵対したかに思えたヨハンの行動。
しかしその行動は、実はトップとしての須王に反感を抱く
組織内の過激派を一掃するための作戦で。
そして最後はその首謀者であるヨハンを須王が倒すことで
須王のトップとしての立場もその体制もより強固なものとなる。
自らの命までも利用して、そこまでして須王を…と思うととても切なかったです。
そしてその想いに気づきながらも、ヨハンを助けることのできなかった須王の苦しみ。
そんな傷ついた須王に自分は何もできないのだと苦しむ巴。
でも須王にとって巴が傍にいるだけ、それだけで十分なんですよね。
組織のトップとなった以上平穏な生活は望めそうにありませんが
それでも須王と巴が少しでも穏やかに幸せに過ごせるように
祈らずにはいられません。


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